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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

【「間抜け」になろう】2011.12.8放送

  08, 2011 13:30
前回の内容はこちら


今回は、正子さんからご相談いただきました。
ありがとうございます。


澤田さん、のぞみさん、こんにちわ。

私の悩みを聞いてください。
私はとても人に影響されやすいんです。

偉そうな人の意見から占い師の言葉まで、
自分の考えと違っていると、ものすごく動揺したり、
反発を感じたりします。

自分が間違っているのだろうか?と、
悩んでしまいます。

また、自分の方が正しいと思える時は、
相手にたいして怒りでいっぱいになります。

こんな性格に疲れました。
なんとかならないでしょうか?


室蘭市 正子



職場で仕事のやり方で意見が食い違うとか、
納豆には砂糖なのかしょう油なのか?程度のことなら、
きっと正子さんでも笑って流せるんじゃないでしょうか。

けれども、自分の信じていることが揺るがされるような
ことに対して、不安や反発を感じるのは自然なことです。

誰もが天動説を信じていた頃、地動説が発表され、
(文字通り天地がひっくり返ったわけで)
人々はパニックになったでしょう。

「そんなばかな!」「いい加減なことを言うな!」
という否認、そして怒りが出てきます。

その下にあるのは、実は『恐れ』です。




●絶対に正しいって言い切れる?


ところでお伺いしますが…

『意見が違う』というのは、イコール『どちらかが間違っている』
ということでしょうか? 言い切れますか?


できませんよね。
実は『唯一絶対の正しい考え』というのはないのです。

なぜなら、正しさは「主語」で変わるものだから
(主語になっている人がどう感じるかという主観・感性による)。

だから「正しさ」とは、
誰にとっていいと思えるかということです。

実は、『唯一絶対の正しさがあるに違いない』
というのは、大きな誤解(固定観念)なのです。





●○○と恐れはワンセット


ここで今、分っている確かな事実は、
『単に正子さんと相手の誰かの意見が違ってる』
ということだけ。

そこに正子さん自身がジャッジを下します

あるときは「私が正しい」
あるときは「相手が正しい」と。

これは、皆いつもやっていることです。
TVを観ながら、監督や評論家になったりしてるのと、
おんなじです。


でも、正子さんはそこで悩んでますよね。
たぶんそこには更にこんな観念があるんです。


『間違いは許されない』
『間違っている側が正さねばならない』



この観念が適用されると、
自分にも相手にも『正すこと』を厳しく要求します。


それが自分に向かえば、自分の思想や信念を、
変えなければならないことになります。

これは、恐ろしいことです。

その人の信念がひっくり返る(変化)のは、
地動説と同じくらいの大事件です。

この「変化への恐れ」に対して、正子さんは
激しく動揺し「怒り」で対抗しようとします。

また、相手に向かえば「変化」を強制することになります。
相手だって変化はコワいのです。

そのため抵抗が生まれ、対立関係になってしまう場合もあります。

してもされてもどっちもキモチ良くないですね。


ということは、正子さんは他人に影響されている
のではなく、自分のジャッジから「変化への恐れ」
が生じて起こる “反応” に苦しんでいる
みたいです。



『怒り』は焼けた石のようなもの、といいます。
握っている自分が一番熱いし、傷ついてしまいますよね。




●焼けた石を握らないために


平和的に対処するには、まず、
「自分にはすぐにどちらかが「間違ってる!」と、
決めてしまうクセがあるんだな~」と自覚すること。

そして、あえてそこでひと呼吸おいてください。

人間、どんな思想を持とうと自由です。
自分以外の誰かの考えが違っていたとしても、
それはすなわち「自分が間違っている」とは限りません。


できればその場で白黒つけず、一時保留にしてください。
「ふーん、私とこの人は意見が違うんだわ」そこまでです。

ここで正子さんがジャッジを下さなければ、
そこから生じる痛みも生まれない
ということに、
気付いてください。

動揺、反発、怒りに繋がらない、つまり、
焼けた石を握らないでいいんです。



「でも白黒つけたいんだ!」
という欲求が、涌いてくるかもしれません。


それはそれでOK。
「ああ、私は白黒つけたいと感じているんだな~」
と、受け入れて、それにもジャッジをしないんです。

自分を裁くことなく。


そして何が起こるか観察します。
たぶん、何も起こらないんです。

怖いコトは起こらないから、大丈夫です。
恐れも痛みもありません。


白黒ジャッジをストップする。
ジャッジのクセに気付いて、やめる。

その繰り返しです。

それは、他の誰でもない、
正子さん自身のためのやさしい選択です。




習慣(クセ)が無くなるまでは、
それなりに時間がかかります。

うまく出来ないこともありますが、
めげずにちょっと続けてみてください。


昨日と同じ習慣を続けるなら、
今日も明日も同じ自分がいることになります。

新しいことが身に付くには、練習が必要ですね。
初めて自転車に乗る時のように。

そんな時間を、自分に与えてあげてくださいね。




●ヒトコト


『間抜けになろう♪』

「間違い」という言葉から、間の字を抜くと
ただの「違い」になります。


「あなたは間違ってる!」だとケンカになるんです。

そうじゃなくて、
「あなたと私はこんなところが違ってるのね」
って言ってみましょう。


ためしに「正しい」を「いい感じ」と、
言い換えてみるのはどうでしょう?

本当に正しいかどうかなんて分らないんだから。

「あの人の言うことは正しい」を、
「あの人の言うことはいい感じ」と。


それなら取り入れちゃおうかな~って思えませんか?

「私の考えの方が正しい」と思ったら、
「こういう考えもいい感じゃないですか~?」
と伝えれば、ソフトですね。




なんだか放送内容よりも、
えらくディープな記事になってしまいました(^-^;)。

ではでは、今週もありがとうございました!


 


次回は12月22日の予定です。

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