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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

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2011.5.12 放送内容(加筆)

  16, 2011 11:11
前回の内容はこちら


●たくさんの人の悩みを聞いて、辛くならない?


よく人の悩みの聞き役になる人って、いますよね。きっと優しいからこそ人は相談を持ちかけるのでしょうし、優しいからこそ親身になって、一生懸命関わるんですよね。聞いているうちに相手が笑顔になったりしたときには疲れも吹き飛びますが、いつもそうとは限りません。1人になった時、なんだかどっと疲れが押し寄せることも…。

さて、皆様のお悩みを毎日聞いているカウンセラーという人は、自分が辛くならないの? この質問、必ず聞かれます。そしてサクッとお答えしてしまうと、『疲れない』んです。それは一体なぜなんでしょう?



●その問題は誰のもの?


『悩み・問題』というものを “山” に例えてみましょう。それはその人の人生の道のりに立ちはだかる、試練の “山” 。そしてその人はどーしてもその山を越えないと、先に進めない状況である…とします。


さて、質問です。

 ・その山は誰のものですか?
 ・その山を登る必要があるのは誰ですか?


答えは、相談者さん本人ですね。

もしも、誰かが代わりにその山に登ったり、相談者さんをおんぶしてしまったりすると、今回はいいかもしれませんが、次に試練の “山” が現れたとき、その人はまた途方に暮れるのですね。

だから、おんぶや代わりに登る、ということはしてはいけないんです。カウンセラーは、「あくまでもその問題はクライアント様その人のものである」ということを忘れません。



●じゃあ、カウンセラーは何をするの?


クライアント様がその試練の “山” を登り切るまで、シェルパ(※)として最後まで一緒に登るガイドです。シェルパですから、試練の “山” のことを良く知っています。登っていく過程では様々な困難にも出会います。しかしシェルパの持つ経験や知識を活かし、クライアント様を安全にサポートしていきます。

カウンセラーとクライアント様はチームです。共に数々の恐れや抵抗を乗り越えていく道のりは、本当にドラマティックなのですよ!


そして、やがて頂上にたどり着く日が来ます。その時は、手に手を取って喜び合います。その感動たるや…!! 「あぁ、カウンセラーやってて良かった」と思う、素晴らしい瞬間です。

クライアント様が、一歩一歩自分の力でこの山を登り切ったという事実は、クライアント様の血肉となり、これから先の人生を支えてくれる『自信』になります。

本当にどんな人でもそこに辿り着けるの? と思うかもしれません。でも大丈夫です。「その人が、大切な自分自身を “今度こそ本当にしあわせにする” と覚悟し、あきらめさえしなければ」


このワタシ(超へなちょこ)ですら、自分の “山” を乗り越えることが出来ました。もちろんプロのカウンセラーさんのサポートを頂きながらですが。

でも、だからこそ「目の前のこの人に、それが出来ないはずがない!」と、「絶対大丈夫だ」と信じられるのです。その人の内なる力(※)を信じているのです。

その人本人が自信をなくし、立ちはだかる試練の “山” を見て「とても無理だ」と感じている時でさえ、その人の可能性を信じられるーーそれが、カウンセラーなのだと思います。


と、いうことで。

 カウンセラーはクライアント様の内なる力を信頼している
   ↓
 故に心配しない
   ↓
 故に辛くない



その方により伝わりやすい言い方や、どんな心理療法がいいか、とか悩むことはありますが、カウンセリングの時間は、いつも私の元気の素です。


※シェルパ:ネパール東部に住む少数民族。登山技術を磨いた彼らは、ヒマラヤやエベレスト登山者に案内人(ガイド)としても雇われるようになった。

※内なる力:ハイヤーパワー、ハイヤーセルフ、真我、エッセンス、ソース(源)etc…。その人の本質である愛・光そのものを表す言葉はいろいろある。




●辛くなってしまう人へのアドバイス


相談をしてくる相手は、自分にとって近しい存在(恋人・親友)であることが多いでしょう。だからこそ相手の問題を自分のことのように感じてしまい、辛くなるのだと思います(そこには自分の中の根源的恐れなどが関わっているのですが、ココでは省略)。

そして、相手に成り代わって問題を解決してあげなくちゃ! 助けてあげなくちゃ! と、必死のアドバイスをしたり、自分の時間を犠牲にしてまで何時間も話を聞いた経験はありませんか?

その時点で、あなたは相手の問題を自分の中に吸い込んでしまっています。その結果、事が良い方に転がればいいのですが、そうはいかない場合も多々あります。

助けてあげられなかった…と、罪悪感を感じてしまうこともあるでしょう。また、一生懸命関わったのに、相手がまったく変わらず「自分のあの苦労はなんだったんだ」と、むなしさや無力感を感じることも…。



・まず相手を信頼しましょう。

「今は間違った選択をしているように見えても、その人にとっては必要なプロセスである」と思って、温かく見守ってください。『その人に試練が与えられたということは、その試練を乗り越えられるだけの力もまた、与えられている』のです。だから大丈夫です。


・アドバイスはしない。聴く事に徹する。

話を聞く時には、相づちを打ちながら、「そうだったんだね」「だから悲しかったんだね」と、ただそのままに受け止めフィードバック(※)してあげてください。

「それはあなたにも非があるんじない?」とか「もっとこういう考え方をしたら」などというアドバイスは、相手に(そんなの分かってるよ)と感じさせてしまいます。頭では分かってるけど出来ない…だから、悩んでいるのです。

「ああ、その気持ちわかるわかる!」という肯定的な言葉も、相手が傷つくことがあります。その人の辛さはその人自身にしか分からないものです。聞き手のこのような反応は「あなたの辛さはこのくらいで、こういうものなのよね?」という、聞き手自身の中のジャッジ(判断)が含まれて聞こえることがあるからです。

ですから、否定も肯定もせず、じっくりと話を聞いてあげるというスタンスが良いのです。そうすると恐れや不安でいっぱいいっぱいだった相手も、安心して想いを吐き出す事が出来て、次第に心が軽くなります。


・吐き出したあとに、気付きが訪れる。

「答えはすでにその人の中にある」という言葉を聞いた事があると思います。その答え(気付き)の上に恐れや不安がいっぱい乗っかっていたのでは、それは上がってくることができません。他人のアドバイスも受け入れる余裕もない状態です。だからまず、吐き出す事が先なのです。

心にスペースが生まれたときに、それは訪れます。


以上は聴き方の基本なのですが、この態度をキープしながら人の話を聞くのは、並大抵のことではありません。なぜなら、私たちの心はいつも忙しく相手の言葉をジャッジしているからです。

それでも、心掛けるだけで違います。自分が話すのではなく “とにかく聴こう” と決めてみてください。



※フィードバック:鏡に映すように相手の言葉を繰り返したり、言葉を変えて「こう感じたのですね?」と返してあげることで、話し手の気づきを促す。




●今週の、望のヒトコト


『信頼』 です。

相手を信頼して下さい。その人を自分より弱い、物事に対処出来ない人…と見るのはディスカウント(※)になります。テクニックや How To も必要ありません。その人には人生を生き抜く力があるのだ、ということを信頼しながら、寄り添ってあげるだけでも大きな力になります。


澤田さんが言っていましたね。「何も言わずにただそばにいてくれるだけで…」って。それです、それ♪

そして、今辛い状況にあって苦しんでいる人へ。

どうか1人で悩まないでください。
誰かを『信じて、頼る』ことから、道は開けます。




※ディスカウント:自分や相手の価値を値引きする事。例:この人は自分で問題を解決する力がない(相手を値引きして見ている)。あるいは、私にはこんなこと無理だ(自分を値引き)。



【FMびゅー】は 84.2MHz です

今週も聞いてくださった皆様、ありがとうございました。
次回は5/26(木)の予定です。


【優しい時間】の内容を初めから読む

Comment - 1

望 HR@M   

クライアント様から

ラジオ放送後にメールをいただきました。

『今日、ラジオ聞きました(^-^) 信頼、人に頼る事をまた少し忘れかけていたので聞いてホッとしました』(Aさま)

ありがと~♪

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