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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

しあわせのポーラースター☆

  06, 2010 00:00
コンパスは必ず北を指す・・・。
ここでの “北” とは、“しあわせ” のことです。

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そう、しあわせは北極星のようにいつもそこにあり、消えることはありません。でも、私たちの目には見えなくなってしまうことはあります。

星空を覆い隠す厚い雲や、空も見えないような深い森の中に迷い込んでしまった時、私たちを助け、導いてくれるのはコンパスですね。

では実生活の中で、私たちを導いてくれるコンパスに当たるものはなんでしょうか? それは『感受性(感情)』です。何かを始めようと思ったとき、心がウキウキ・ワクワクするなら、コンパスは北(しあわせ)の方向を指しています。

だから迷わずその方向へ進んでいいのです。または、何かをあきらめようと考えたとき、心がしゅんと寂しくなったなら、自分が今、北(しあわせ)とは違う方向へ向いているよ~、ってサインなのです。

もしも私たちの人生が、ウキウキ・ワクワク、うれしい、楽しい、ありがたい・・・そんな感情の連続であったなら、どんなにしあわせでしょうか!!


え? 「そんな都合のいいことはあり得ない」って声がどこかから聞こえましたよ(^-^;)。


今、「人生は辛いことばかりです」と言われる方は、もしかすると『感受性(感情)』が鈍くなってしまっているかもしれません。『感受性(感情)』が鈍くなっていると、コンパスがビシッ!と北を指せなくなります。

針はフラフラと頼りなく、方向を決めることが出来ません。

そんなとき、あなたならどうしますか? きっと近くにいる人の意見を聞くでしょう。世間で言われていることや、常識に従って行動するのではないでしょうか。

「私、しあわせの方向へ行きたいんです。こっちに進んでみようと思っているのですが、どう思いますか?」と。

訪ねた相手は、きっと親切に忠告してくれます。「ああ、そのまま行くと谷があるよ。それより平坦なこちらへ行く方がいい」と。

でも・・・。
その谷の方向こそが、しあわせの方向だったとしたら?

正確なコンパスを持っていれば、谷を迂回してもまた、元の道へと戻ることが出来ますね。でも、コンパスが当てにならないとしたら、やっぱりその先も誰かの意見を聞きながら行くことになります。

他人(特に親)が親切に教えてくれるのは、たぶん、安全で安定していると多くの人が思っている道です。あなたを無駄な苦しみから逃れさせる道あなたが傷ついてしまうのでは、という不安を遠ざける道でもあります。

でも、それがあなたの行きたい場所であるかどうか?と、もう一度確認してみなければ、私たちは死の間際になって自分の今いる場所を、そこに至る生き方そのものを、後悔するかもしれません。

いえ、死の間際を待たずに後悔するのかも。だって「私の人生は親を安心させるための選択の連続だった。そしてそれは私が本当に行きたい人生ではなかった!」そう言って、両親を責めている人がたくさん見てきたから・・・(私自身も含みます(^-^;))。


さて、ではどうしたら私たちは自分らしく、生き生きとした人生を選択していくことが出来るのでしょうか?

それにはまず錆び付いて鈍ってしまった感受性のアンテナを、もう一度磨く必要があります。しあわせの感覚をちゃんと受信できるようにするのです。


で、ここで疑問が湧いてきた方もいるかもしれません。「そもそも、どうして感受性のアンテナが錆び付いてしまったの?」ってね。

それは、『感情』というものが喜怒哀楽のワンセットであることに原因があります。私たちは辛い、悲しい感情を感じたくはありません。けれども、どうしても避けられない状況の中で、繰り返し繰り返し辛く悲しい気持ちを感じ続けなければならなかったとしたら?


例えば、小さな子供は両親の庇護のもとになければ、死んでしまいます。親の愛情を得ることは、生死を分ける重大事です。その両親が何かの理由でもって、心に余裕がなかったり、病気だったり、苦しんでいたりする場合、自分たちのことで精一杯で、子供の心を十分にケアするゆとりがないこともあるわけです。

自分の辛さからお酒に逃げていたお父さんがいたかもしれませんし、自分の劣等感に苦しみ、世間に認められるためには・・・と、必死に子供を厳しく育てたお母さんがいたかもしれません。

そんな、逃げ場のなかった子供時代・・・。苦しみも悲しみもありのままに受け止める『みずみずしい感受性』は、逆にその子を苦しめたのです。


分かりやすい虐待の事実ばかりではありません。どんな親であっても、我が子を愛していることは疑いようがありません。でも、よかれと思っての選択が、子供が傷つくような環境を作ってしまうことも十分にあり得るんだ・・・と、受け止めて下さい。


だから。。

私たちは、辛さや寂しさを出来るだけ感じないように、感受性のアンテナを下げました。100の辛さも0.01%しか感じないくらいに。

その状態は、ある意味『自分は強くなった(大人になった)』という錯覚を起こさせます。それまでは、自分の感情に振り回されて苦しんで来たのが、感情に振り回されなくなったように思うからです。

でも、それは対症療法なんです。身体に傷がつくと痛みます。だから放っておけませんよね? 傷を洗い、薬を付けて包帯を巻きます。そして傷は治っていきます。

それがもし、「痛みを感じなければいい」とばかりに、神経を切断してしまったとしたら? 傷にばい菌が入って化膿しても気付かずに手遅れになってしまうかもしれません。

痛みを感じないのは(感情を感じられないのは)、本当は命に関わるほど危険な状態だと思いませんか?

心理カウンセリングは、このような究極に錆び付いた感受性を癒し、もう一度感じられるようにしていく作業です。ところが、この過程で感情が戻りはじめると「カウンセリングをする前よりも、辛くなった」と言われる方がいます(すべての方ではありません)。今まで抑圧していた自分の気持ちを、再び感じはじめるからです。

それでもあきらめずに続けていきます。たぶん一番苦しいところです。この時点では、「それでも自分はしあわせの方向へ向かっているのだ」と、信頼することが必要です。そこは谷かもしれませんが、その方向は間違いなく北を指しているのです。頭上には、たとえ見えなくても北極星が輝いているのです。


そうして・・・、長い葛藤の末に「それでも私は北(しあわせ)を目指し続ける」という意志が、クライアントさんの中にしっかりとカタチになり始めると、ミラクルが起こってきます。

何でもない日常の中に、小さなしあわせがあることに気付きます。恵まれていること、愛されていること、そして、自分が人々を愛していることに気付きはじめるのです。

白黒テレビみたいな毎日が、総天然色のフルカラーになったくらいの感動です。

毎日、ウキウキ・ワクワク、うれしい、楽しい、ありがたい・・・そんな感情を見つけることが出来るようになります。



・・・と、いうことは。

「ウキウキ・ワクワク、うれしい、楽しい、ありがたい・・・を感じている時、私たちはしあわせに向かっている」と言うよりも、『生きていることそのものが、しあわせなんだ』という境地に至ります。

そのころ感受性は、以前のみずみずしさを取り戻しているので、ちょっとしたことに愛を感じては「じわっ」と泣けてしまう・・・なんて状況になります。

そう、愛を感じると涙が出るんですよ。これは本当に心地よい涙です。

長い時間をかけて一緒に取り組んで来たクライアントさんと、この涙を分かち合う時が、私のいちばんしあわせを感じる時です。

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その時、私のコンパスの針は、ビシッと北を指しています。

見上げれば、そこには輝くポーラースターが・・・☆




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