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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

自戒

  24, 2012 06:37
『非承認的環境』


落ち込んだり、
理不尽な目にあったりして、
気持ちのやり場がない辛さは、
誰もが感じたことがあるでしょう。


そんなとき、誰かに話を
聞いてもらいたくなるのは
自然なことです。


でも、思い切って自分の
辛さを打ち明けたところ、

「それはあなたの気の持ち様だ」
「どうってことない」
「前向きに取り組めばいい」

などとアドバイスされて、
なんだか話す前よりも
モヤモヤしてしまった
ことはありませんか?


または、
「それはひどい!
そいつはクビにした方がいい」
とか、

自分の感情以上に反応されて、
「いやでも、その人も悪気はなくて…」
などど、逆のことを
言ってしまうような状況に
なったりすることもあります。

その場合も
どうもスッキリしないはずです。


これらの状況は
『非承認的環境』と言えます。

多くの人は、誰かの悩みを聞くと、
自分自身がザワザワします。

(その人の中に、
未完了の感情などがあれば、
なおさらそれが刺激されます)


すると、アドバイスや
答えを与えるカタチで、
相手の問題を解決して
しまいたい欲求が生まれます。


だから、
「それはあなたの気の持ち様だ」
「どうってことない」
「前向きに取り組めばいい」など

問題の持ち主ではない相手が、
“答え”を結論づけてしまうのです。



ここで、
承認的な聴き方の出来る人ならば、
「そうだったの」「辛かったのね」
「それは悲しかったでしょう」
などど、話し手に共感しながら
話を促していきます。


すると、辛さを吐き出し終えた
その人の深いところから、
英知が現れてきます。


「うん。でも私も言い過ぎたかなぁ」
「明日こっちから声をかけてみるよ」

とか、黙っていても
建設的な言葉が出てくるのです。


それはある程度想いを話して、
スッキリしたあとに来るものです。

だからそれ以前に、
「コレコレすれば上手く行くんじゃない?」
などと答えを与える必要もないし、

出来ればそういうことは
しないほうが本人のためなのです。



どうしても人にアドバイスを
したくてたまらない人は、

まず自分自身を突き動かす
その欲求はどこから来ているのか? 

というのに取り組まれると
いいでしょう。


この感情は誰にでもあり、
私も度々我が身を振返りつつ、
自戒していることです。


Comment 2

プチトマト  

おせっかい

何度も読みました。しっかり理解するために。私もそう。お節介ですが、人の悩みを聞いては、アドバイス。何様?と思われても仕方がないかもしれません。良かれと思っていたのに、逆にというか、解決どころか、話もちゃんと聞き取ってあげられてなかったんですね。

私は、あまり自分の話はしません。聞き手の方が楽だと思っているからです。(自分の話で相手は楽しいのかどうか自信がないから)話は途切れないですが、質問攻め。今考えると相手はどんな想いでいたのか…。これからは『話を聞く』ことをちゃんとできるようになりたいです。

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望  

プチトマトさん、コメントありがとうございます。
「ちゃんと聞いてあげられてなかった」と、気付かれているとことが素晴らしいと思います。私達は“人の問題を解決して、自分がスッキリしたい”というエゴにとらわれていることに、なかなか気付けないからです。
『話を聴ける』ようになるには、ご自身が『聴いてもらう』体験をたくさんしてみることがオススメです。
またご訪問ください♪ありがとうございました。

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