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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

『ほら、やっぱり』

  17, 2010 00:48
中学校生活の想い出で、忘れられないもののひとつを書いてみようと思います。

放課後の校門前で、私は友達が来るのを待っていました。
家が近所で、小学校の頃から一緒に登下校していた友達です。

10分過ぎ、20分過ぎ・・・まだ彼女はきません。
私はイライラしながら待っていました。

30分もたっぷり過ぎてから、彼女は何食わぬ顔をして出てきて、「さ、帰ろう」と軽~く言いました。
(私には軽~く聞こえた☆)


そこで私がぶっちり切れました。
そして「何か先に言うことあるんじゃないの!?(白い目)」と。
(嫌味ったらしいです・・・、ホント)

彼女は一瞬沈黙し、ぼそっとこう言ったんです。
「・・・望ちゃんがみんなに嫌われるのが、分かる気がする」と。



私は呼吸が止まったような気がしました。

そして二人は、黙りこくったまま歩き出しました。


こんだけ遅れて来てごめんの一言もなし!?
私がどれだけ待っていたか分かってるの?
そんな怒りの感情は、この一言で氷水をかけられたように冷えていました。




中学になって、彼女とクラスは別れてしまいました。
社交的な彼女は、自分のクラスで男子とも女子とも仲よく学校生活を楽しんでいるようでした。

それでも登下校だけは一緒に歩ける。
やっぱり私は彼女の友達なんだって、思えるのがきっとうれしかったんです。自分に自信がなかったからこそ・・・。


でも、その彼女に言われたわけです。
「望ちゃんがみんなに嫌われるのが、分かる」と。

それは私にとって一番言われたくない、図星の一言でした。

クラスに必要とされている気がしない、まるで邪魔者のように自分のコトを感じていた私の胸に、それは深く突き刺さりました。
でも、そのことを別のクラスの彼女までが知っているんだ。
私は彼女にも嫌われていたんだ。

私は嫌われる人間なんだ。
やっぱりそうなんだ・・・。
自分は人を傷つける、悪い人間なんだ。。



私は絶望していたかもしれません。



その帰り道は長く、とても辛い道のりでした。

お互い一言も発せずに前だけを見て歩き続けて、半分くらいきたところで、ようやっと私は絞り出すように「ごめんね」と言いました。
するとすぐに彼女も「私も、ごめん」と言ったのです。


残りの道のり、私達は泣きながら歩きました。


・・・と、この時は仲直り出来たからよかったけど☆





私の『正しさ(+白い目)』で、相手に分からせようとする態度は、その後職場でも結構やらかしてたと思います(汗)。
でもこの手法しか知らなかったのですよね。
牛乳瓶ネタとも基本は同じです。

当然相手からは疎ましく思われるし、思いは伝わらないしで、人間関係は上手くいかず・・・。一つの職場で長く勤めることなく、辞めてしまうのが私のパターンでした(自分が “被害者” になってね)。


相手もね、『そんなサックリ言ったら傷つくよ!』ってことを、言ってくれちゃいましたが・・・。
彼女は彼女で「遅れてちょっと悪かったかな」って気持ちを隠すような「さ、帰ろう」だったのかな、と、思います。
そこにあの毒ゼリフですから、まぁ、カチッと来ますよね。


そしてその言葉に私がとても傷ついたのは、『私自身が、そうなんじゃないかな・・・』って感じていたことを、ズバリ突かれたからです。

私は、人を嫌な気持ちにさせるところがあるんだ。
迷惑をかけているに違いない。
私が悪い人間だから、誰も愛してくれないんだ・・・。

この感覚は『罪悪感』と言います。
普通に会話で使う罪悪感とはちょっと違っていて、『誰かに罰せられるように感じている状態』を言います。

なぜ罰せられるのか?というと、

私の場合、実は心の中ではいつも『正しさ』でもって、他者や社会を『攻撃』しているわけですね。
同時に、誰かを攻撃する自分を、どこかで『悪い子』と感じてもいます。

そしてその攻撃している相手によって、『攻撃を返されるのでは・・・』といういう恐れが、いつもあるのです。


そんな私のようなタイプは、あらゆる場面でこう想います。
「ほら、やっぱり」

牛乳瓶しか残ってなかったら、「ほらやっぱり、私が嫌われてる(悪い子だ)からこんな仕打ちされるんだ」といった感じです。
彼女の言葉に傷ついたのは、「ほらやっぱり、私はみんなに嫌われてるんだ」と感じたからです。


『ほらやっぱり』ってヘンなんですけどね。
でも罪悪感のキツい人は、この言葉をよくつぶやくことになります。

これは、自分を不幸にする呪文です。
もしあなたも『ほらやっぱり』ってよく感じるのなら、あなたが自分のコトをそれほど嫌いになってしまったのはなぜだったのか?、知りたくありませんか。

そして、それは本当のことなんでしょうか。

生まれた瞬間から、「やっぱり私は嫌われ者・・・」なんて想っている赤ちゃんはいないのですから、どこかで、そういう観念を持たなければならなかった理由があるはずなんです。

『ほらやっぱり』の呪いから、解放されると、人生がぐっとラクになります。





今の私なら、「えっ?うそ、ホント? 誰が言ってたの?」って返すかな?

あ、それ以前に毒は吐きません、たぶん(爆)。

「も~、遅かったから忘れられたのかと思って、淋しかったよ~(ぷん)」なんて、伝えられたら上出来ですね♪
そうすると、相手も「ごめんごめん!実は~~に掴まってさ~。ごめんね」なんて言いやすいですから。



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