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穴あきパズル

あなたのよーく知っている人を
思い浮かべてみてください。

あの人のことはなんでも知ってる?
それは本当ですか?


私たちは誰かのことを
100%把握して理解することは、
多分不可能です。

だけど、心の中で
「あの人はこんな性格」なんて、
ちゃんと“あの人像”を持っています。


実際には、あの人についての
ほんの数ピースの事実を
知っているだけなのに、
まるですべてが分って
いるかのように。


5000ピースのジグソーパズルの、
輪郭程度しかピースを見つけて
いなくても、私たちは
穴あき部分を自分の“想像”で補って、
「あの人はこんな性格の人」と、
人物像を結ぼうとします。


その“想像”が、その人を
好きか嫌いか決めています。

知らない部分を
ネガティブな“想像”で埋めるか、
ポジティブな“想像”で埋めるか、
の違いです。



また、パズルの空白部分で
オセロゲームをやってしまう
人もいます。


Aさんは、
初めは白の“想像”ピースで
Bさんを埋め尽くし、
自分にとって理想の人物として
崇拝にも近い気持ちを抱きます。


けれども、ある時Bさんの
新たな“事実(実際のピース)”
を発見し、それがAさんの
お目金に適わなかった時には、
一瞬にして、Bさんの空白の中の
白のピースが黒へと
ひっくり返ります。


そしてAさんは、
「あの人は私を裏切った」

または
「そんな人とは思わなかった」と、
言うのです。



現実は、Bさんの事実が
ひとつ見つかっただけです。

それを良いとか悪いとか、
判断しているのは
Aさんの心です。

そしてそのひとつのピースを
悪いと判断した時、Aさんの中の
Bさんパズルは真っ黒に
塗り替えられてしまったのです。


けれども、そのパズルは
Bさんその人、
そのものなのでしょうか?

一体、そのパズルは
どこにあるのでしょうか?

答えは、
BさんはただBさんであり、
パズルはパズル。

Bさん=パズル、
ではありません。


そしてそのパズルは
Aさんの心の中に存在しており、
現実には実体を持ちません。



これほど極端な
白黒思考ではないにしろ、

私たちは自分の心の中に
作り上げた想像の人物と、

ケンカしたり、好きになったり、
駆け引きしたりします。

駆け引きは大抵の場合、
上手く行きません。


それは何故か?

あなたがシミュレーション
しているのは、あなたの中の
パズルが相手だからです。

パズルと本人は≠だからです。


あなたがよーく知っている人。

多分パートナーをイメージ
した人がほとんどでしょう。

それからもう一人…。
あなたといつも一緒にいて、
片時も離れない『あなた自身』。


あなたがあなた自身と
想っているのは、本当の姿ですか?

穴あきパズルを、
自分の姿だと
思い込んではいませんか?


テーマ : 心の持ち方
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

三浦 望

Author:三浦 望
☆心理カウンセラー
☆OHカードナビゲーター
☆エニアグラムファシリテーター
☆現代レイキマスター

北海道室蘭市在住
得意分野は共依存・親子関係・職場の人間関係・劣等感・自分が嫌い…
自身のDV体験、ウツ体験から心理学の世界へ。エニアグラムや各種心理療法を取り入れた提案型カウンセリングを得意とする。OHカフェ他、ワークショップなども随時開催中。

1969年室蘭市生まれ(女性)
離婚歴有 子供なし
パートナーと二人暮らし

ライトハウスカウンセリングルーム
八丁平4丁目バス停より徒歩5分

三浦望公式サイト
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