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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

子供をコントロールする大人のココロ(青信号編)

  26, 2015 14:23
こんにちわ。心理カウンセラーの三浦望です。

クライアントさんの夫、正夫さん(仮名)は、
40代後半のとても自分に厳しい人です。

でも、自分に厳しい人って、
他者にも厳しいんですよね。

当然子どもたちに対しても、厳しかったそうです。

「私から見たら、とても生きづらいんじゃ
ないかなぁ?」と、クライアントさん。

そんな正夫さんの
幼少期のエピソードを伺ってびっくり!それは…

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正夫さんが小学校にあがる前のことです。

正夫さんのお父さんは、
信号の前に来ると必ず、
正夫さんに信号の色を言わせました。

「あか、きいろ、…みどり」

子供の頃の正夫さんは、
どうしても青信号を
「みどり」としか言えなかったんだそうです。

「何度言ったらわかるんだ!信号は青だろ!?」
お父さんは正夫さんに怒ります。

でも、何度やってもやっぱり正夫さんは
「みどり」と答えました。

すると、怒ったお父さんは、
なんと正夫さんを縛って、
松の木に吊るしてしまったんだそうです…。

どうやら正夫さんの子供時代には、
こんなエピソードは山ほどあるらしい(T-T)。

正夫さんはとても素直な子供だったんだなぁ、
と、お話を聞いて私は思いました。

だって、青信号って「緑」に見えるじゃないですか。
実際には「青緑」というのが一番近いかな?

クレヨンの青と緑、どっちに近いと感じるかは、その人の自由です。


正夫さんは自分の感じたことを、
正直に言っていただけです。

しかし、お父さんはそれを受け入れられず、
「青」って言えるようにコントロールしようと頑張った。

なぜでしょうか?

きっと小学校に上がってから、
正夫さんひとりだけが「緑」って言ったら、

先生に怒られたり、友達に変な子と
思われたりするんじゃないか?って、
きっと心配だったんでしょうね。

だから何としても、「青」って言わせよう!
その最終手段が、松の木に吊るす…だったようです。

過激すぎますが(-_-;)。


でも、こんなことが多々あったら、
『自分が感じたままを言ってはいけない』
『自分が感じたことは間違っている』と、
思うようになってしまっても不思議がありません。

事実、おとなになった正夫さんは何事に対しても、
自分がどう感じるか?ではなく、頭で判断します。

すべては「正しいか、間違っているか」

それはあまりに正論すぎて、
誰も正夫さんに反論できないのです。

そんな“正しい人”のそばにいるのは、辛いもの。

「お父さん、そうは言っても私はイヤなんだもん」
「それは正しいかもしれないけど、僕は悲しいよ」

そんな素直な感情は、表に出すことも
許されずに封じ込められてしまいます。

「そうは言っても、僕には緑に見えるんだもん…!」
そんな正直な気持ちを封じ込めなければならなかった、
あの幼い正夫さんのように。

こうして、不幸な連鎖は連綿と受け継がれていくのです。


この信号が青か?緑か?っていう話、
どうしたら幼い正夫さんの心を傷つける
ことなく解決出来たと思いますか?

「そっか~、確かに緑にも見えるよなぁ」
「それを青って言うのは、お前はイヤなんだなぁ」

「本当は青でも緑でもいいんだよな」
「でも、学校ではこれは“あお”って呼ぶルールになってるんだよ」

「だから、心のなかで“みどり”って思っててもいいから、“あお”って答えておくといいよ(^^)」

こんな感じで十分だと思います。

「自分には緑に見えるってことを、
お父さんがありのままに受け止めてくれてる…、
それだけで、正夫さんの気持ちは済んだと思います。

だから、学校では「あおです」って答えることも、
どうってことなかったと思います。

自分の気持ちを蔑ろにするクセもつかなかったし、
自分以外の人が、自分と違う感じ方をしてもいい、
って、思えるようになったでしょう。

そうしたら、正夫さんの人生は、
もっと生きやすいものになったかもしれません。


この正夫さんのエピソードに、あなたは何を感じましたか…?


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