去年から、毎月両親を札幌の病院へ
車で送って行くようになった。
運転手の特権で、車の中のBGMは私が決める(笑)。
今回の札幌への行き帰りは、
鈴木秀子先生の講演CDを聞きながら走った。
たぶんもう200回くらい聞いたCDだから、
次に先生が何て言うか、ほとんど暗記してるくらい。

10年数前にこれを聞きながら、
「もうホントに自分を幸せにしよう、もう自分の不幸な姿を親に見せ続けるのはやめよう」
って思ってた自分が蘇る。
これを聴く時って、ちょっと自分がしんどい時。
聞きたくなって、ああ今しんどいんだなって気づいたり。
今回の旅は(旅って言ったら大袈裟だけど)、
親と子がお互いを想い合ってるのにそれがこじれてしまうカラクリを、
あらためてまた学ばされる二日間だった。
数年ぶりに両親と、姉と、腹を割った話が出来て、
おかげで身体もデトックス中なのか、いろいろ出ちゃって絶不調(T_T)
でも、心はすっきり秋晴れのよう。
自分の気持ちをしっかり味わわないと先に進めない、
面倒くさい自分の性格も、面倒くさいけど私が大切にしてあげよう。
そういうタイプがいるから、普段感情を遠ざけている人も、
向き合わざる負えなくなるような出来事があるんだし。
その人の中で、ずっと気づいてもらうのを待っていた感情に
光が当たって癒しが起こるきっかけにもなるんだし。
感情は感情、恐れは恐れ、愛は愛。
親も子も、それをごっちゃにしてるから、
頭がこんがらかっちゃうんだよー!!
って、力いっぱい叫びたい!
っていうか、叫んでるよね…
日々カウンセリングの現場で(苦笑)。
それが私のライフワーク。
死ぬまできっと暑苦しく愛を語るわ。
そうそうそれで、鈴木先生のCDから話がそれちゃったけど。
「一羽の小鳥を癒しなば、我が生涯に悔いあらじ」
(エミリー・ディキンソンの言葉)
講演の中で先生が引用するこのフレーズ。
これを聴くと思うのは、まずその小鳥は「自分」だったってこと。
(私の勝手な解釈だけど)
今苦しい、今辛い、今寂しい…!
その自分を、まず救ってあげること。
大切な誰かを救うのは、それからでも間に合うから。
そんな、今日の独り言。
独り言でも暑苦しいぞ!(笑)
はじめまして