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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

子だくさん

  28, 2014 06:22
私は自分で子どもを産んで、育てた経験はありません。

ですが…、実は子だくさんです(*^^*)。

カモ

*  *  *  *  *

「子だくさん」というのは、
クライアントさんとカウンセラーの関係が、
実は子どもとお母さんの関係と良く似ているからです。

実際のお母さんから受け取れなかった、
愛情や承認を注ぐ役割を、お母さんの代わりにするからです。

そして、実際のお母さんと同じく、
子ども(クライアントさん)に反発されます。

恨まれたり罵られたりもします。

子どもは必ずどこかの時点で、
親を恨んだり、罵ったりするんです。

それは親離れの儀式です。

子供の頃の親は、絶対の存在。

「親は完璧で、決して間違ったりしないはず…」
そう信じていたのに、そうではなかった。

間違いもするし、弱かったり、
ズルかったり、怖がりだったりする。

子供はそこで幻滅します。

文字通り、幻だった完璧な親像が、
ガラガラと崩れていく瞬間です。

子供時代の幻想と決別するために、必要な儀式です。

その事実を受け入れられるかどうかが、
その後の人生を大きく左右してしまいます。


いえ、『その事実を、親自身が受け入れられているかどうか?』が、
子供のその後の人生を大きく左右するのです。


「そう、お母さんも不完全な人間なのよ」
「だからあなたの期待通りの母親ではなかった部分もいっぱいあるよね」
「でも、あなたを愛していることだけは間違いないからね」
そう言えるならば、親として十分だと思います。

完璧であることじゃなくて、
不完全であることを認めることが大事なんです。



でも、カウンセリングに来るクライアントさんたちは、
お母さんの不器用さや生きづらさを知っているぶんだけ、
良い子になりすぎてきた人たちです。

お母さんに反発することができなかったり、
あるいは、お母さんの側がその事実に耐えられなくて、
「何をバカなことを言ってるの!」と我が子に反撃してしまうこともあります。

こういうときの親は、まさに死に物狂いで反撃してきますから、
子供に勝ち目はないと言ってもいいでしょう…(涙)。

そして子供は「負ける」のです。
母の「愛」の名のもとに。

そして、怒りは未消化のまま残ってしまいます。


その怒りを、彼らはカウンセラーにぶつけてきます。
「あんたもどうせ同じだろう!」と。

そうしてカウンセラーを試しているのです。

本当にこんな私でも愛してくれているの?って。
こんなこと言っても?こんなことやっても?って。


あの母と同じように、私を見捨てるんじゃないか?って、
恐れているからです。

もしも信じて裏切られたら辛過ぎるから、
これ以上信じないよう、これ以上愛さないよう、
これ以上献身しないよう、防衛線を張ります。


このとき、カウンセラーだって痛みを感じます。


でも、我が子との間に
(実際には我が子ではありませんが)
それまで築いてきた愛と信頼を信じるのです。

自分が注いできたものを信じるのです。

「いくら恨まれても、いくら罵られても、愛を引っ込めない」んです。


私は決してクライアントが求めている
「理想の母親像」ではありません。

それになろうとしてしまったら、本末転倒です。

『わかってくれる=愛』の間違った公式
裏付けてしまうことになってしまいます。

私の、私なりの愛し方が
あなたの理想通りではなかった、
それは仕方のないことです。

でも、愛はやっぱりここにあるのです。

恨まれても罵られても構わない。
それでも、私はここにいる。

あなたのカウンセラーとして、
いつでもここにいる。

そういうスタンスです。


一度は子どもは離れていきます。

親を罵れなかったその人が、
親に怒りをぶつけられなかったその人が、
(あるいはぶつけて玉砕したか・・・)、
必死にぶつけてくる言葉を受け止めながら、
じっとそこにいることを選択し続けます。

これは親離れの儀式です。


私たちは、人生のどこかで
親を蹴っ飛ばすことが必要です。

「親は完璧でも神様でもなかった」
という事実を受け入れるために。

それでなければ、親を超えては行けないからです。



一度、親を蹴っ飛ばして
遠く離れていったた子どもが、
やがて戻ってくる日が来ます。

「お母さん、お腹空いた…」みたいに。

その日から、親子はひとつ壁を乗り越えます。

それは「この人は理想の親ではないけど、
この人なりにちゃんと愛してくれてたんだ」

という答えを、子どもが受け入れた時です。


それまでは、
「どうして理想の親じゃないんだ!」
って、散々言われますけどね。

「どうして理想のカウンセラーじゃないんだ!」
って、私も散々言われますけどね。


理想のカウンセラーじゃないからって、
クライアントさんの味方であることには変わりありません。


そう「お母さん、キライ!」って言えると、
ラクになるんですよね。

でもその「キライ」は、お母さんそのものを
嫌っているのではないんです。

それぞれの相容れない違いの部分を指しているだけ。


けれども、

多くのクライアントさんの親たちは、
すでに傷ついているがために、
子どもの「キライ!」が全否定に聞こえてしまいます。

おなかを痛めて産んだ事実、わが子への愛、
これまでのすべてを全否定されることだと、誤解してしまいます。

だから耐えられません。

その気配を子どもは感じ取って、『良い子』になるんです。

そして、カウンセラーの前でも、
同じように良い子を演じます。

別にそれを求めたりはしていないんですが…、
彼らは親を傷つけないために、
そういう対処の仕方を学んできているのです。

そしてみんな優しいいい子だからこそ、
誰に対しても同じように自己犠牲を選んでしまいます。


犠牲は恨みを生みますから、
いつしかそれはカウンセラーへの
恨みになってしまうのは仕方ありません。

だから、カウンセラーを蹴っ飛ばして
離れてみるのも悪くないんです。

それはある意味信頼の裏返しです。

この人は蹴っ飛ばしても大丈夫だ、
って思えているってことですから。


実の母親には出来なかったことを、
カウンセラーという仮の親に対して、
言ったりやったりしていいんですよ。

親離れ、子離れを改めてやり直しているんですから。


「離れていても、どこか一本糸で繋がっている様な感覚だった」
と、帰ってきたクライアントさんが言っていました。

それは愛と信頼。

「それがあったから、やっぱり帰ってきた」って。


我が子が帰ってきた日は、やっぱり格別の気持ちです。

そして、遠慮することなく
「もーホントお母さんヤダ」って言えるのが、
その子の成長の証です。

それを笑って聞けるのが、親の側の成長の証です。

親離れ、子離れを乗り越えると、親子はもっと仲良くなれるのです♪



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