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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

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シブリング・ライバルリィ

  30, 2013 16:24
●人間には生まれながらに仲間と競争したい心理がある。なぜか。認められたいからである。なぜ認められたいのか。認められないと生きられないからである。なぜ認められないと生きられないのか。認められるとは目をかけてもらうことであり、めをかけてもらえないと自己保存の本能が脅かされるからである。

●幼児期、きょうだいはそれぞれ自分がいちばん親に目をかけてもらおうとして競争する。用事は自立していない。したがって、生きるためには他者の援助を必要とする。

●たとえば兄は勉強家で親の称賛を得たとする。すると次弟は少々勉強したところで目立たないからスポーツマンになって親の関心を引こうとする。末弟は勉強家になってもスポーツマンになっても目立たないから、自分なりの方法を考える。そこで病気がちになったり、登校拒否児になったり、とにかく親を心配させるかたちで注目されようとする。このようにきょうだいが親の愛をめぐって競争する心理をシブリング・ライバルリィという。

●気の利いた親は、それぞれの子供が「自分こそ親に好かれている、認められている」と思う様な扱い方をするから、きょうだいは争わない。ところがこれがなかなかむつかしい。産みたくて産んだ子とそうでない子、失業中に産まれた子と事業が順調なときに産まれた子、きらいな姑に顔が似ている子とそうでない子、親の価値観に沿った子とそうでない子など、知らぬ間に親が依怙贔屓することが少なくない。そこで子供の争いが激化する。

●これと同じパターンが社会生活にもある。上司に気に入られようとして、部下は相互に争う。教師にいい点をもらおうとして生徒は「良い子」ぶる。学生時代のクラス会が楽しいのは、上司や教師をめぐって競争する必要がないからである。自分のありたい様な在り方が出来るからである。特定の誰かの気に入られようとして無理する必要がないからである。

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