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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

セルフ・ハンディキャッピング

  02, 2012 15:22
『最大の敵は自分自身』


セルフ・ハンディキャッピングとは

自己尊重を維持する最善の方法は、自分から先に降参することであり、あるいは自分の目指す道をわざわざ閉ざすような障害物を置くことなのである。



人は、まず自分は優れている、能力がある、と思っていたい。だが失敗をすればこの自尊心はいたく傷つく。ところが意図的に失敗の確率を高めるような細工をしておけば、実際に失敗しても、自分の能力が低いせいではないと言い訳できる。

例えば、数学の試験の前に読書に耽るとか、他の科目の勉強に必要以上に時間をかけるなどは、その代表例だ。そんなことをすれば、当然ながら良い点はとれないが、お粗末な成績は本来の能力を反映したものではないと、理屈をつけられる。

まさに同じように、積極的に上を目指さない人は、自分が昇進しないのは人格や能力に問題があるからではなく、自らの選択の結果なのだと暗に示すことができる。駆け引きはキライというベスの発言は、負けた時の痛手からプライドを守るものと言えよう。


自分に不利な工作をしておくほど、初手から降参するとか、そもそもゲームに参加しないといった行動は、意外に多い。私は数十年にわたって権力や影響力について教えてきたが、最近になって私に出来る最大のことは、学生に上を目指す挑戦をさせることだと思うようになった。

なにしろ、失敗を恐れ、全力を尽くして挑もうとしない学生があまりにも多いからである。だから自分自身を乗り越えよう。セルフイメージにこだわるのをやめ、ついでに言えば、他人にどう思われるか気にするのもやめよう。

そもそも他人はあなたのことなどそんなに気にしていない。みんな自分のことで手一杯である。自ら努力を放擲すれば、プライドは維持できるかもしれない。だがそれれは、いつまでたっても上には行けない。(P27)




「権力」を握る人の法則「権力」を握る人の法則
(2011/07/21)
ジェフリー・フェファー

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