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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

『公正世界仮説(just-world hypothesis)』

  02, 2012 15:16
『公正世界仮説(just-world hypothesis)』
 メルビン・ラーナーによる


公正世界仮説とは

一般に人間は「世界が予測可能、理解可能であり、したがって自分の力でコントロールできると考えたがる」こと。世界がでたらめで無法地帯だったら、そんなことは不可能だろう。だから多くの人は、世界がコントロール可能であり予測可能であってほしいと願い、それが講じて世界は公正だと思い込むようになる。

なぜなら公正な世界は予測可能な世界の一つだからである。ルールに従っていればOK、ルールを破れば罰される、つまり「良い人は報われ、悪い人は罰される」、そうした世界観である。

さらに問題なのは、逆方向の推論がしばしば行われることだ。成功者を見ると「あの人は幸運に値するだけのことをしてきたにちがいない」と、富や地位や権力を手にしているだけで、その人物の評価が高まる。逆に不運な目に遭った人に対して、「ああいう目に遭うのも本人に何か原因があるはずだ」といった「被害者非難」と呼ばれる現象につながりやすい。

別の調査では、偶発的な不運に見舞われた人々が、失格者の烙印を押されやすいことが確かめられた。たとえば「給食手当をもらっている子どもは、そうでない子どもよりも頭が悪い」「イケメンの訓練生の方が飛行機の操縦がうまい」等々。

公正世界仮説がいかに人間の認識をゆがめるか、おわかりいただけただろうか。



「権力」を握る人の法則「権力」を握る人の法則
(2011/07/21)
ジェフリー・フェファー

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