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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

上司に対する期待と現実(1)

  24, 2016 10:40
「ウチの上司は、部下に分かるように説明しないんです」

「ウチの社長は人の話を聞かないんです」

「ウチのチーフは…」
「ウチの課長は…」

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はいはい、わかりました(^^;)。
上司がしょうもないって話ですね。


『あの人が~しない』という文章には、

『あの人は本来は出来ることを、しようとしない(悪意で)』

というニュアンスが含まれていると思います。



でも、心理学では、『しない』は『出来ない』と考えます。


つまり、「話を聞かない」のではなく、
「話を聞けない」のですね?と、考えるのです。

別に見下しているわけではなく、
「自転車に乗れないのね」と同じように、
単なる事実として見るんです。


だって、出来ることならば、
その人もやっているはずなんですよ。


だから、それはワザとじゃない
と考えていくんです。


よーく考えてみましょう。

その上司という人は、
『誰にでもわかりやすく物事を説明する能力』や、
『相手の話を聞く力』や、
『部下を思いやる余裕』を持っているんですか?

「…いえ、持ってないです」

じゃあ、どうしてその人が
理想の上司のように振る舞えると思うんですか?

「だってそのポジションにいるんだから、そうするべきでしょう?」

そのポジションになったら、誰でもそれが可能になるんですか?

「じゃあ私たちは我慢するしかないんですか!?」

ええ、我慢するしかないのは辛いですよね。



「上司は上司らしい振る舞いが出来て当然だ」
と、あなたが思っていて、

現実に上司はそれが出来ない人だったら、
あなたはフラストレーションが溜まりますね。



では、あなたの思考回路から、
「上司は上司らしい振る舞いが出来て当然だ」
という考えをスポッと抜いてしまったとしたら?

その状態で、あの上司をもう一度見てみて下さい。
どうなりましたか?

「…ああ、この人はそれが出来ないんだ…、と思います。それだけです」

そうですか。
上司は先ほどと何も変わっていませんが、
あなたの感じ方は変わったのですね。

「そうみたいです…」

では、この抜いた思考回路を
あなたにお返ししたら、どうなりますか?

「ええっ? いや、それは捨てたい。返してもらわなくていいです」

いいんですか?大事に持ってたじゃないですか(笑)。




あなたを怒らせていたのは上司その人ではなく、
実はあなたの『思考』であった、というのは結構衝撃です。

この『思考』は、私たちにファンタジーを信じ込ませようとします。
「あの人は上司なんだから出来るはず」と。

でも現実に、上司だからといって能力があるとは限りません。
たまたまそのポジションに立ってしまった、なんて人もたくさんいます。

それが現実です。
現実とケンカをしても、絶対に勝てません。

でも、現実はとてもやさしいんです。
あなたを被害者の立場から救い出してくれます。

現実には、あの上司よりもあなたのほうが大人かもしれません。
だったら、あなたがその人にしてあげられることがないでしょうか?


もしも能力以上の責任を負わされているとしたら、
きっと上司自身も困っているはずです。

まずは「この人もきっと、立場上辛いこともあるんだろうなぁ…」
そんな、ちょっと優しい目線で見てあげたらどうでしょうか?

他にも、スタッフの声をやさしく翻訳してあげるとか、
現場とのコミュニケーションの潤滑油になってあげることとか、

「上司ならこうあるべき!」と思えるあなたなら、
出来ることはいっぱいあるはずです。




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