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あなたの「最後の」カウンセラーになります。今度こそ本当に自分を幸せにする覚悟でおいでください。by ライトハウスカウンセリングルーム

『うつ病の役割』(7)

  16, 2012 00:00
うつは『頑張り過ぎ』の病です。
では、何にそんなに頑張ってしまう
のでしょうか?



そもそも、うつになる方は、
真面目で責任感が強いのです。

その生き方は、一言で言えば
『人の期待に応える人生』です。


いつも人の顔色が気になります。

相手に求められていることを、
先回りして読み、適切な言動を
しようと試みます。

また相手のリアクションから、
自分の言動が正しかったか、
あるいは間違っていたかを常に
評価しています。


うまくいった時は安心し、そうで
なければ、失敗した理由を探し、

相手に応えられなかったのは、
自分の何かが悪かったのだ、
と責めるのです。

そして次は失敗しないで相手の
期待に応えようと身構えます。



そのように行動していることに
無自覚の方もいらっしゃいます。


あるいは、自分は常に『正しい』
ことを選択して生きてきた。

それなのに、どうして世の中は、
こんなに生き辛いのだろう?と、
感じている場合もあります。

その人にとっては、『正しくあれば、
相手や世の中に受け入れてもらえる
であろう』という考え(観念)が
あって、やはり相手に受け入れられる
ことが重要なのです。



どちらにしても、そこには
「自分はどうしたいのか」「自分は
どう感じているのか」が、ありません。


“相手”を気遣うばかりに、“自分”を
置き去りにしてしまっているのです。


仕事でも、友達でも、恋愛でも、
いつも相手の顔色次第で、自分の
顔色も変わるわけです。


「何か悪いこと言ったかな?」
「嫌われたかもしれない…」


頭の中は恐れでいっぱいになります。

何よりも怖いのは「嫌われること」
嫌われるくらいなら、自分を
犠牲にすることを厭いません。


「嫌われない」ために頑張る。


人に「嫌われない」ことが、
その人にとってはこの世で、
生き抜くために必要だったのです。



けれども、100%嫌われない、
なんてことは無理なのです。


なぜって、
私たちはちょっとしたことで、
人を好きにもなり、また、
嫌いにもなるものだからです。

好かれることもあり、
嫌われることもあるのです。


また、相手の期待に100%
応えることも、不可能です。


そんな『不可能なこと』に挑戦すると、
必ず『挫折』を味わうことになります。


挫折の繰り返しは、
その人の自尊心を奪っていきます。


「自分はダメだ…」

人の期待に応えられない自分を責める声が、
その人を、闇へと追い込んでいくのです。



シリーズ:『うつ病』の役割(1)
     『うつ病』の役割(2)
     『うつ病』の役割(3)
     『うつ病』の役割(4)
     『うつ病』の役割(5)
     『うつ病』の役割(6)

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