fc2ブログ

人生は自分で料理するもの~あらゆる選択が材料でありスパイス

生きることは選択の連続です。

何を着るか、何を食べるか、トイレが先か、洗顔が先か。
日常の些細なことはほとんど無意識なので、選択をしたことにも気づかないことが多いですけど。

3884506_s.jpg

もうちょっと大きな、意識的な選択も日々あります。

あの人に連絡をする? しない?
あの誘いになんて答える?
欲しかったあの商品を買う? 買わない?
髪の色を変えようか? 変えないか?

もっともっと大きな選択を迫られることも、必ずあります。

告白をするかしないか?
転職をするかしないか?
あの資格に挑戦するかしないか?
「それは嫌だ」とパートナーに言うか言わないか?

選択について考えること自体を、後回しにしてしまうこともあります。

「とても自分には決められない」
「自分はきっと間違った選択をしてしまうだろう」
「上手くいかなかったら傷つく…」

私たちはどうやら「間違ってはならない」と、ものすごく強く思い込んでいるようです。
でも、何かを「間違いだ」と、誰が決められるんでしょう?

実際には、この世には唯一絶対の「正しさ」も無ければ、「間違い」もありません。
ただ、それを「正しい」と思う人と、「間違い」と思う人がいるだけです。

「誰にとって?」という主語で、ものごとはどっちにも受け取れるのです。
だから「私にとって、これはちょっと違ったな」「私にとってはよかったな」というのが分かるためには、試してみるしかありませんよね。

food-366875_640.jpg

私はよく「味見をしないで、一生食べ続ける料理を一つ選べ!って言われたら困るでしょう?」と、お話します。

習い事や部活も、やってみたら自分に合わなかったとか、興味ないけど誘われてやってみたらドはまりしちゃったとか。
それは口に入れてみたからわかったのであって、ショーケースの見本を見るだけではわからないこと。

なのに、自分自身にも、我が子にも、「絶対に間違えずに自分に合った正しい料理を一つ選べ」みたいなことを求めちゃう。
それは無理です!!

だからどんどん味見をしてほしいんですよね。
別に間違ったからって、罪悪感は必要ありません。

そしていろんな味を知っていって、最終的には自分が一番おいしいと思う味を、自分で料理できるようになったら最高です。
それを「自己実現」と言うんだと思います。
自己実現のためには、味見がたくさん必要なんです。

自分で自分の好みの味が分かるまでは、誰かが料理してくれたものを味見させてもらうことになります。
仕事っていうのは「誰かが作った料理をいただくこと」だと思います。
生きるために必要な栄養(お給料)をもらいながら、料理とは何ぞやを学ぶところではないか、と。

もちろんそこでの仕事に不満はいろいろと湧きますが、それは自分が自分のための料理人になるための、最高の学びです。
「私ならもっとスパイスを控えた方がおいしいと思う」
「私ならもう少し甘みを強くした方がおいしいと思う」
そう感じるあなたは正しいのです。
仕事という料理は、あなたのためだけに作られているのではなく、あくまでも「料理人(社長?)の今のベスト」の味なわけです。
それに対して「私なら…」と感じるのは当然です。
あなたが「この世で一番おいしい!」と感じる料理は、あなたしか作れませんから。

だからいつか料理人として独立する時まで、「私ならこうするな~」という気づきを沢山ストックしてください。

ああ、そうはいっても全員が独立する必要はありませんよ。
あなたが好きな料理人さんのサポートをする人生も、立派な選択であり、人生という料理です。
独立することが唯一絶対の成功じゃないし、必ず幸せになれる道でもありません。

pasta-1181189_640.jpg

「人生という料理」は、選択で出来ています。
材料を選び、料理法を選び、手順を選び、皿を選び、それをいつ、誰と食べるか?
すべてを自分で意識的に選ぶことが出来るんですよ、ってことです。
その時の料理が失敗作だったとしても、それを笑いながら有難くいただきましょう。
次はもっと美味しくできるはずです。

フレンチも美味しい、中華も美味しい、和食はやっぱり外せない。
ジャンクフードもたまには食べたい。
さあ、今日は何を食べたいですか?

今日選んだ靴下は、今日選んだ本は、今日起きる時間は、すべて今日という人生の料理の材料であり、スパイスです。

「失敗した!」と思う選択もあるかもしれません。
でも、美味しい料理の中には、失敗から生まれたものもたくさんあります。

つまり、それが失敗であるとは、誰にも言いきれないのです。
人生が終わる時、「ああ、いろんなものを食べたなぁ」と振り返ることができる。
それはもうとても豊かなことです。

「あれはものすごくマズかった!!」というのも、いい思い出です。
そういうものこそ、話のネタになりますし。

そして、「美味しい」ということが分かるには、「マズイ」というものを経験しないとダメなんですよ。
生まれたときから、最高級の料理だけを食べる人生だったら、感動すらありません。
それが当たり前なんですから。

「マズイ」は「美味しい」の裏返し。
「美味しい」は「マズイ」の裏返し。

青汁はマズくても栄養豊富ですし(今の青汁は美味しいですけどね)、お母さんが失敗した料理だって、栄養は変わりません。

child-933267_640.jpg


今日生きているってことは、私たちはちゃんと生きるのに必要な栄養を、どこかから頂いているってことです。
それが「すべては上手くいっている」ということです。

そして、自分の料理を自分でカスタマイズする自由も与えられています。
もしかしたら、「親がこうしていたから」と、自分には合わない料理法や、合わない食材をずっと使い続けているかもしれません。
もし気づいたら、違うことを選択してみましょう。

それが何歳の時であっても大丈夫です。
失敗はありません。
「食べたら死ぬ!」なんて、凶悪な料理になることはまずありませんからね。

ただし、「こんな料理しか作れないなんて、自分はダメだ」と落ち込んで、目の前の料理を食べることを拒否したら、飢えてしまうかもしれません。
「あなたのせいで失敗したんだから!」って、料理を人に投げつけてしまうこともあるかもしれません。

でも本当にお腹が空いたら、自分の作った失敗作だって食べると思いますけどね。
だって人間は、どんなときにも「生きよう」とするから。

そうやって生き延びて、また次の料理を作っていきましょう。
選択を続けましょう。
自分を責めず、諦めず、気楽にね。

私の日常も、焦げ焦げ料理の日だってあります。
おかゆと梅干が大ごちそうの日もあります。

そうして人生を紡いでいけたら、人生は味わい深いものになるのだと思います。




プロフィール

三浦 望

Author:三浦 望
☆心理カウンセラー
☆OHカードナビゲーター
☆エニアグラムファシリテーター
☆現代レイキマスター

北海道室蘭市在住
得意分野は共依存・親子関係・職場の人間関係・劣等感・自分が嫌い…
自身のDV体験、ウツ体験から心理学の世界へ。エニアグラムや各種心理療法を取り入れた提案型カウンセリングを得意とする。OHカフェ他、ワークショップなども随時開催中。

1969年室蘭市生まれ(女性)
離婚歴有 子供なし
パートナーと二人暮らし

ライトハウスカウンセリングルーム
八丁平4丁目バス停より徒歩5分

三浦望公式サイト
カテゴリー

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

twitter
リンク

FC2カウンター

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブログランキング参加中!


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ
にほんブログ村

QRコード
QR
RSSフィード