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「er緊急救命室」を人生ドラマに重ねる

1996年から放映されていた「er緊急救命室」というドラマを、また見始めてしまった。
長いぞ~! 全15シーズン(^-^;

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主役の医師、グリーン先生が患者を死なせてしまい苦しむシーン。
これは切ない。

彼は懸命に患者を救おうとしたが、何重にも不運が重なり、患者は死んでしまう。
そしてシーズン9あたりで、彼が病気で亡くなってしまう運命であることを、私は知っている。

ああ、人生ってこういうことなんだよな~。


「私が選択を間違わなければ」「あの人が正しく行動すれば」なんて、私たちもよく言う。
そこには「正しい選択がある」「正しい選択をすれば、間違いは起こらない(はず)」という観念がある。

でも、それこそが人生を苦しいものにする原因。
それは『私は何が正しいか分かっている』『私は物事をコントロールできる』と思ってる、ってことだからだ。

「本来ならコントロールできたはずだ」と思えば、思い通りにならない出来事に対して怒りが湧く。
いや、本当は自分に対しての怒りだ。
「私は失敗した。選択を間違えた。だからこうなってしまった」そのやり場のない怒りは、いずれ他者へ向く。
「あの人が~してくれなかったからだ」と。
ただ、そう思ったところで、苦しみからは逃れられない。


物事はただ起こり、止めることは出来ない。
始まったものはやがてピークを迎え、いつか終わる。
それなら出来るだけ速やかに、出口に向かって行動することだ。
現実に抵抗すればするほど、苦しみは増し、時間もかかる。

…ということを、私も散々抗った後に、少しずつ理解できるようになった。


とても辛い出来事は起こる。
もちろん私も「もっと~出来たら違ったのか。この事態を回避できたのか?」という“思考”が湧き上がって、胸が苦しくなる。
「私が失敗したから、こうなってしまった」という考えは、反省しているようで実は違う、と今の私は思う。
それはまだ、『物事をコントロールするのは私』『私は何が正しいか分かっている』という設定のドラマの中にいるってことだ。

そして現実というドラマの中で、私も悲しむ。
友人に愚痴を聞いてもらうこともある。

現実というドラマの中で、同時進行しているのはこういうことだ。

「私のマインドが傷ついて泣いている」
「同時に私の魂(誰の魂も)は傷ついていない」
「そして現実は完璧だ」


ある日、「ああ!」とこのことが腑に落ちて、その瞬間心が安らかになった。

物事は完璧に、起こるべくして起こっている(私のマインドが気に入るか気に入らないかは関係なく・笑)。
そして無駄なことなどひとつもなく、すべてが必要だった、と最後にはわかる。
とはいえ、人生に投げやりになるわけではなく、その時々は必死に出来ることをするわけだけど、それも脚本には織り込み済みってことで…。

嗚呼!


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グリーン先生役のアンソニー・エドワーズ氏の今を検索したら、お元気で活躍されていた。
「ああ、生きてる。よかった♪」と、ほっとする(笑)。

「現実」は人生というドラマであり、その中で皆、役になり切って必死に生きる。
そして「あの世」という楽屋裏では、キャストが和気あいあいと楽しく喋っている。
ドラマの中では宿敵だったとしても、役を離れたらもうわだかまりはない。
次のドラマでは大親友になったりするかもしれない。

「悪役を演じるのが楽しい」という役者さんも多い。
人生ドラマにも悪役は必要だ。
全員が善人だったら、そんなドラマはつまらない。

人生はドラマ。
制作・総指揮は、巨匠・神様。

神様の壮大な創造の中で、「どれだけ楽しめるか?」と、きっと試されている。


私もグリーン先生の最期のシーンを見て、また泣こうと思う。
それは切なく、哀しく、そして楽しいからだ。




プロフィール

三浦 望

Author:三浦 望
☆心理カウンセラー
☆OHカードナビゲーター
☆エニアグラムファシリテーター
☆現代レイキマスター

北海道室蘭市在住
得意分野は共依存・親子関係・職場の人間関係・劣等感・自分が嫌い…
自身のDV体験、ウツ体験から心理学の世界へ。エニアグラムや各種心理療法を取り入れた提案型カウンセリングを得意とする。OHカフェ他、ワークショップなども随時開催中。

1969年室蘭市生まれ(女性)
離婚歴有 子供なし
パートナーと二人暮らし

ライトハウスカウンセリングルーム
八丁平4丁目バス停より徒歩5分

三浦望公式サイト
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