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道徳

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=道徳的な、小学校によくあるスローガン=


よく見て考えよう
仲よくしよう
元気に遊ぼう



ふーーーむ。



「よく見て考えよう」って、
こういう漠然としたスローガンが、
日本人には刷り込まれていると思うが、
具体的にどういうことだろう?




例えば、

悩んでいる時、人は頭の中でひたすら、
延々と相手のことを考えていたりする。


考えても答えの出ないこと

~あの人はどう思っただろう?、とか
その人にしか分からないこと~
を、

延々と考えることを、人は、
『考えること』だと誤解している。


それは、このようなスローガンの
影響ではないだろうか?


ここのところを、具体的に教えないから、
みんな大人になるころには、立派に
エスパーになってしまうのではないか?


エスパーとは⇒関連記事参照



「自分と人とは違うんだよ。
だから、自分の “考え” は、
あくまでも自分の考えなんだ」


「相手の頭の中を、
いくら考えてもわからないよ」


「だから、どう思った?って、
優しく聞けばいいんだよ」と、
具体的に教えたらどうだろう。




「仲よくしよう」と言っても、
クラス全員とは仲よく出来ないこともあるよ。

相性っていうものがあるもの。


だから、
「すべての人と仲よく出来なくてもいい。
でもクラス全体の調和をとるには、
どうしたらいいかな?」


「誰と、どのくらいの深さでつき合うか、
っていうのは、自分が決めていいんだよ」


「好きでも嫌いでも、尊重を忘れずに!」


「何かを一緒にやるときには、
協力しあう方法を考えよう」
と、教えたらどうだろう。


その方が、よほど平和なクラスになると思う。




「元気に遊ぼう」って、
元気に遊びたくない子はダメなの?
って感じる。


外で走り回るより、じっと絵を
書いてるのが好きだったり、
いろんな子がいるよ。


少なくともワタシは、
ドッジボールよりお絵描きが好きだった。


そういう子を「暗い」っていう
風潮を作っているのは、

「元気なのが良いことだ」っていう
刷り込みのせいじゃないのかな?



道徳って、本当に善き日本人を
無駄に苦しめてきた原因だと思う。


よく見て考えよう
(分からないときは聞こう)

仲よくしよう
(好きでも嫌いでも、相手を尊重しよう)

元気に遊ぼう
(ワクワクすることをしよう)




自分の個性を大切にできると、
他者の個性も大切にできる。

「みんな均一に」という、強力な枠の中で、
「それは違うような気がする」というのは、
とても勇気がいる。


それでも、勇気を出そう。
あなたの幸福は、あなたの権利だから。


そして、幸福な人がいっぱいいる国は、
幸福な国になると思うから。


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テーマ : ひとりごと
ジャンル : 心と身体

プロフィール

三浦 望

Author:三浦 望
☆心理カウンセラー
☆OHカードナビゲーター
☆エニアグラムファシリテーター
☆現代レイキマスター

北海道室蘭市在住
得意分野は共依存・親子関係・職場の人間関係・劣等感・自分が嫌い…
自身のDV体験、ウツ体験から心理学の世界へ。エニアグラムや各種心理療法を取り入れた提案型カウンセリングを得意とする。OHカフェ他、ワークショップなども随時開催中。

1969年室蘭市生まれ(女性)
離婚歴有 子供なし
パートナーと二人暮らし

ライトハウスカウンセリングルーム
八丁平4丁目バス停より徒歩5分

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